主要な実績は以下のとおりである。 平成27年度は、共著の『民法学を語る』(有斐閣、2015年刊行)が出版された。「情報」という観点ばかりではないけれども、民法学と民法の全体について考えをめぐらせ、共著者との対話を通じて、課題についての研究を進めることができたと考える。 また、2015年10月には、韓国のソウルで開催された、第5回東アジア民事法研究集会(大会テーマは不動産利用権)において、日本の区分所有法について、報告を行う機会があった。 さらに、2016年3月には、相続法に関する論文を公表したが、戸籍や不動産登記という情報提供ツールにかかわる問題について、少しだけではあるけれども、研究を進めることができたと思う。
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