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2013 年度 研究成果報告書

裁量破棄判決の実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530114
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 民事法学
研究機関京都産業大学

研究代表者

草鹿 晋一  京都産業大学, 法務研究科, 教授 (30327118)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード民事訴訟法 / 民事上告審
研究概要

民事訴訟法325条2項は、上告裁判所である最高裁判所は、第三百十二条第一項又は第二項に規定する事由がない場合であっても、判決に影響を及ぼすことが明らかな法令の違反があるときは、原判決を破棄し、次条の場合を除き、事件を原裁判所に差し戻し、又はこれと同等の他の裁判所に移送することができる、と定めている。
本研究は、最高裁判所が、これまでどのくらいの頻度で、どのような領域で、この権限(職権破棄権限)を行使してきたか、をLEX/DBおよびLLIの2つの判例データベースを用いて分析したものである。現行民事訴訟法が施行された(平成10年)前後における変化に特に着目したが、大きな変化は見られなかった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2012 2011 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 即時抗告の相手方に攻撃防御の機会を与えることなく申立てを却下した抗告裁判所の審理手続に違法があるとされた事例2012

    • 著者名/発表者名
      草鹿晋一
    • 雑誌名

      法学セミナー増刊速報判例解説, 日本評論社

      巻: vol.10新 ページ: 27-130

  • [雑誌論文] 民事上告審における職権破棄の裁量性について2011

    • 著者名/発表者名
      草鹿晋一
    • 雑誌名

      産大法学

      巻: 44巻4号 ページ: 25-47

  • [学会発表] 最高裁判所への上告理由と職権破棄~平成26年1月28日最高裁(三)判決平成23年(行ヒ)332号を読む~2014

    • 著者名/発表者名
      草鹿晋一
    • 学会等名
      北陸公法判例研究会
    • 発表場所
      石川四高記念文化交流館, (口頭発表)
    • 年月日
      2014-03-15
  • [学会発表] 仮執行宣言に基づく債務の履行とその効力ー最高裁平成24年4月6日判決を契機としてー2012

    • 著者名/発表者名
      草鹿晋一
    • 学会等名
      関西民事訴訟法研究会
    • 発表場所
      エルおおさか, (口頭発表)
    • 年月日
      2012-09-29
  • [備考] 1.草鹿晋一「速報判例解説◆民事訴訟法No.34 」文献番号 z18817009-00-060340718(TKC ローライブラリー,2011)

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公開日: 2015-07-16  

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