研究課題/領域番号 |
23530142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 明治学院大学 (2012-2013) 名古屋大学 (2011) |
研究代表者 |
中田 瑞穂 明治学院大学, 国際学部, 教授 (70386506)
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研究分担者 |
藤嶋 亮 神奈川大学, 法学部, 非常勤講師 (70554583)
成廣 孝 岡山大学, 社会文化学研究科, 教授 (90335571)
網谷 龍介 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (40251433)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 新党研究 / 議会研究 / 執行権と議会 / 新興民主主義国 |
研究概要 |
本研究の結果、東中欧のチェコとスロヴァキア、南東欧のブルガリアにおいて、有権者の社会的属性や、左右軸上の位置ではその政党への支持を説明することが困難な新党が次々と生まれていることが確認された。90年代に形成された政党の影響力が低下し、これらの新党が連合政権に参加することによって、政策形成主体そのものが流動化している。ルーマニアでは、新党の登場はなく、半大統領制の大統領の強い影響力の下、既存政党のイデオロギー位置の変化と合従連衡が際立つ。政策形成過程は大統領と与野党政党指導者のバランスに左右されている。両者とも既存民主制のハイブリッドというより、恒常的に流動的な新しい型を示している。
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