研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、17世紀中期の共和制イングランドの政治理念を、宗教改革に淵源をもつ良心論と契約論の観点から分析することにあった。イングランドの共和主義思想に対する従来の分析は、専ら古典古代に由来する世俗的な国家論に依拠してきた。それに対して本研究は、個人の自由と体制への信従とを総合するキリスト教的な共同体の理念なしに、イングランドの共和制は基礎づけられないことを歴史的かつ理論的に明らかにした。
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法学会雑誌
巻: 54巻1号 ページ: 357-394
http://hdl.handle.net/10748/5934
巻: 52巻1号 ページ: 75-112
http://hdl.handle.net/10748/4599
http://www.jcspt.jp/publications/nl/037_201312.pdf