研究課題/領域番号 |
23530164
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
奥 健太郎 東海大学, 政治経済学部, 准教授 (10512634)
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研究分担者 |
武田 知己 大東文化大学, 法学部, 教授 (20311897)
河野 康子 法政大学, 法学部, 教授 (40186630)
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キーワード | 自民党 / 政策決定過程 / 事前審査制 / 自民党政権 / 意思決定システム |
研究概要 |
平成25年度も前年度に引き続き6回の定例研究会を行ったが、本年度は研究計画の最終年度であるので特に以下のような研究成果を発表した。 (1)日本政治学会における研究発表:平成25年9月に開催された日本政治学会において、我々のグループは「事前審査制の歴史的考察」というセッションを設け、3名の研究者がそれぞれ報告を行った。タイトルは以下の通り。黒澤良「議院制度改革史のなかの事前審査制―帝国議会から国会へ」、奥健太郎「いわゆる事前審査制の起点と定着に関する一考察―自民党結党前後の政務調査会-」村井哲也(明治大学)「官僚機構による与党事前審査制への対応―自民党政権の前提条件に関する一考察―」 (2)自民党元職員インタビュー記録の公刊:自民党の政調会担当事務職員から8回インタビューを行ってきたが、今年度その速記録を公刊した。これまで自民党職員のインタビューが公開されることはほとんどなく、貴重な記録になったと考える。 以上を踏まえ、我々のグループの研究成果は、平成27年度に刊行予定の論文集(『自民党政権の意思決定システムの源流(仮題)』に掲載される計画である。
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