研究課題/領域番号 |
23530164
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
奥 健太郎 東海大学, 政治経済学部, 准教授 (10512634)
|
研究分担者 |
河野 康子 法政大学, 法学部, 教授 (40186630)
武田 知己 大東文化大学, 法学部, 教授 (20311897)
|
連携研究者 |
黒澤 良 学習院大学, 法学, 部兼任講師
矢野 信幸 中央大学, 人文科学研究所, 客員研究員
相原 耕作 神奈川大学, 法学部, 兼任講師
村井 哲也 明治大学, 法学部, 兼任講師
岡崎 加奈子 法政大学, 法学部, 兼任講師
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
キーワード | 自民党 / 事前審査制 / 自民党政権 / 55年体制 / 意思決定システム |
研究概要 |
本研究は自民党政権の意思決定システムの形成過程に関する共同研究である。 研究成果の特に重要なものとしては、事前審査制の歴史的考察がある。従来、自民党政権の事前審査制は1962年の赤城書簡を嚆矢とし、それ以後次第に慣習化されたと考えられてきた。しかしながら、我々の共同研究の結果、以下の点が明らかになった。第一にその淵源は桂園時代に遡ることができ、戦時体制下ですら与党審査が重要な意味を持っていたこと、第二に、事前審査制は自民党結党直後から今日に近い形で始まり、赤城書簡によって事前審査制が完成したことである。
|