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2013 年度 研究成果報告書

冷戦期米国の対日ソフトパワー戦略の実証的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530195
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関早稲田大学

研究代表者

有馬 哲夫  早稲田大学, 社会科学総合学術院, 教授 (10168023)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードソフトパワー / メディア / テレビ / マスコミ / 原子力平和利用 / プロパガンダ / インテリジェンス / 心理戦
研究概要

二〇〇四年の著書『ソフトパワー』でジョゼフ・ナイは非軍事的・非強制的手段としてソフトパワーの重要性を強調したがアメリカが対日政策においてどのようなソフトパワー戦略をとったのか具体的事例を示さなかった。
本研究は冷戦期(占領期を含む)において、アメリカがどのような対日ソフトパワー戦略をとったのか、具体的事例について研究した。その結果、テレビの導入を含む占領期の日本のメディア改造によってアメリカのソフトパワーが働きやすい状況が作られ、それがアイゼン・ハワー政権による「アトムズ・フォー・ピース」の宣伝を含む日本への原子力平和利用の導入において効果をあげたことが分かった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 日本へのテレビ導入におけるドゥフォレストと皆川の役割2013

    • 著者名/発表者名
      有馬哲夫
    • 雑誌名

      アメリカ研究

      巻: 第47巻 ページ: 149-168

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 日本へのテレビ導入とドゥフォレストの晩年の戦い2013

    • 著者名/発表者名
      有馬哲夫
    • 雑誌名

      メディア史研究

      巻: 第34巻 ページ: 136-159

    • 査読あり
  • [図書] 原発と原爆2013

    • 著者名/発表者名
      有馬哲夫
    • 総ページ数
      237
    • 出版者
      文芸春秋社
  • [図書] こうしてテレビは始まった2013

    • 著者名/発表者名
      有馬哲夫
    • 総ページ数
      325
    • 出版者
      ミネルヴァ書房

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公開日: 2015-07-16  

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