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2015 年度 研究成果報告書

国際社会における規範の伝播 ――ASEANによる西側の規範の「真似採用」

研究課題

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研究課題/領域番号 23530196
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関東北大学 (2015)
金沢大学 (2013-2014)
早稲田大学 (2011-2012)

研究代表者

勝間田 弘  東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (40579108)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2016-03-31
キーワード規範 / 構成主義(コンストラクティヴィズム) / 東南アジア諸国連合(ASEAN)
研究成果の概要

この研究プロジェクトは、ASEANの事例研究を通じて「規範の伝播」という研究テーマにアプローチした。とくに、途上国が「人権」「紛争の予防・解決」といったグローバル社会の規範を受容する一つの様式を明らかにした。途上国はグローバル社会の規範を、ステータス向上を狙って受容する。とくに、グローバル社会で軽視されたときに受容する。先進国が提唱した規範を言わば「真似採用」し、一流国としてのステータスを象徴するシンボルとして誇示する。途上国が抱くステータス向上という動機は、グローバル社会における「規範の伝播」という現象を理解する重要な鍵なのである。

自由記述の分野

国際関係論

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公開日: 2017-05-10  

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