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2012 年度 実施状況報告書

近代日本のグローバル化と都市間交流の基礎的研究~国際港都横浜とアメリカ

研究課題

研究課題/領域番号 23530200
研究機関フェリス女学院大学

研究代表者

大西 比呂志  フェリス女学院大学, 国際交流学部, 教授 (70201978)

キーワード国際交流史 / アメリカ / 横浜
研究概要

前年度アメリカで実施した調査成果をもとに
国内調査として、1 収集した資料の翻訳入力、インタビュー記録の作成を行った(Don C. Oka氏の自叙伝、wards)、Tom Haar氏インタビュー記録)、2 在米移民送り出し地での資料調査(鹿児島県みなみさつま市、岡山県総社市)、3 地方自治体の公文書館での資料収集(愛知県文書館、岐阜県立図書館、和歌山市移民資料館)、4 全国居留地研究会総会への出席、5 自衛隊駐屯地資料館での調査(札幌市、旭川市など)で資料収集を行った。
海外調査としては、今年度もアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで、
1 横浜のインターナショナルスクールの合同同窓会(3/16 ロサンゼルス)に出席し、関係者多数に聞き取り調査を行った。2 ユニス・サトウ氏(元フェリス女学院教師、のちロングビーチ市長)への聞き取り調査3 アメリカ国立公文書館(メリーランド州カレッジパーク)で、日米交流関係者および自治体交流関係資料を収集した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

1: 当初の計画以上に進展している

理由

初年度調査のなかで得られた人的ネットワークが、きわめて効果的に機能して、良質な新しい情報提供が次々と得られており、効率的に成果を収めることができた。

今後の研究の推進方策

これまでに国際港都横浜とアメリカとの国際交流に関し多面的に資料を収集してきたが、今後は民間分野、とくに自治体の海外都市提携政策、留学などの教育プログラム、宣教師や軍務についた個人レベルの国際的活動に焦点を絞りながら聞き取り調査、資料と収集を行っていく。

次年度の研究費の使用計画

次年度も、国内における文書館、資料館での関係資料の調査、アメリカでの交流団体や資料館、公立および大学文書館での調査を計画する。
具体的には、国内では広島県および市文書館、アメリカでは日系移民協会(サンフランシスコ)、セントラル図書館アイオワ州ペラ、ホープカレッジ文書館(ミシガン州ホランド)での調査を行う。従って、総費用80万円のうち国内外の旅費に約50万円、収集資料の翻訳や入力作業に約20万円、その他10万円を予定している。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 横浜とカリフォルニア2012

    • 著者名/発表者名
      大西比呂志
    • 雑誌名

      横濱

      巻: 37 ページ: 73-77

  • [雑誌論文] Yokohama and California – Searching for Artifacts of Contemporary History2012

    • 著者名/発表者名
      Hiroshi Onishi
    • 雑誌名

      Dicover Nikkei

      巻: 2012年11月号 ページ: 1-4

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公開日: 2014-07-24  

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