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2013 年度 研究成果報告書

フランスの対アフリカ外交史研究-フォカール文書の調査

研究課題

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研究課題/領域番号 23530203
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 国際関係論
研究機関名城大学

研究代表者

加茂 省三  名城大学, 人間学部, 准教授 (10410771)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードフォカール / フランス / アフリカ / 外交史 / チャド / ド・ゴール
研究概要

フランスの対アフリカ外交はド・ゴール大統領期に体制が確立された。本研究は、ド・ゴールの下、アフリカ・マダガスカル担当大統領府事務総長としてアフリカ外交を中心的に担ったジャック・フォカールが遺した公文書であるフォカール文書に依拠しながら、外交史を実証的に再構築した。
特に1969年にフランスによるチャド介入を分析した。介入の特徴は軍事要員のみならず行政機構整備を目的とする文民要員(MRA)も同時に派遣したことである。これこそが、独立後の旧植民地諸国との関係維持を目的としたフランスによる、力による覇権だけではない、コーペラシオン概念の具現化である。フォカール文書のさらなる調査を今後の課題とする。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2014 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] アフリカの安全保障とフランス2014

    • 著者名/発表者名
      加茂省三
    • 雑誌名

      国際安全保障

      巻: 第41巻第4号 ページ: 19-35

    • 査読あり
  • [雑誌論文] ジャック・フォカールとフランスのアフリカ外交2013

    • 著者名/発表者名
      加茂省三
    • 雑誌名

      人間学研究(名城大学人間学部)

      巻: 第11号 ページ: 29-45

    • 査読あり
  • [学会発表] ド・ゴールによるチャド介入―フォカール文書の調査から―2013

    • 著者名/発表者名
      加茂省三
    • 学会等名
      日本国際政治学会2013年度研究大会
    • 年月日
      20130000
  • [学会発表] ジャック・フォカールとアフリカ―フォカール文書の調査から―2012

    • 著者名/発表者名
      加茂省三
    • 学会等名
      日本アフリカ学会第49回学術大会
    • 年月日
      20120000

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公開日: 2015-07-16  

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