(1) 個々人が労働所得に対するidiosyncratic riskに直面している際の最適な課税政策を分析した。(2) 複数の国が流動性の罠に陥る可能性がある場合に各国の金融政策をどのように運営すべきかを考察した。(3) 投資のidiosyncratic riskが存在する経済成長モデルにおける資産価格バブルの発生の必要十分条件を求めた。(4) 短期資金供給の枯渇(流動性の危機)が不況をもたらすメカニズムを分析した。(5)政府の財政危機に関して投資家が異なる期待を持っている際の国債価格とインフレ率の均衡ダイナミクスについて分析した。
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