研究概要 |
平成25年度は、本研究と深く関わる「3.11後の環境と経済社会」というテーマで開催された「経済社会学会第48回全国大会」でのシンポジウムの成果を同学会誌(『経済社会学会年報』XXXV号)に掲載した。また、国際的な情報発信としては、オーストラリアにおける経済学史学会大会、およびブラジルにおける国際法哲学会において、それぞれ研究発表を行った。またインタビューのスペイン語訳がAdrian O. Ravier ed., La Escuela Austriaca desde adentro, Histrorias e Ideas de sus Pensadores, Volumen IIIに掲載された。国内のシンポジウムとしては、北海道大学イノベーションフォーラム「いまこそ家めし ちょっと未来の健康生活」にパネリストとして参加、および、日本学術会議の公開シンポジウム「モダニティの再規定 ポスト近代を超える時代認識」(慶応大学)においては、報告者として参加した。国内の学会では、経済社会学会の全国大会にて研究報告(「新自由主義概念の変容」9月21日)を行なった。その他、『朝日新聞』に二本の記事を掲載(「ニュースの本棚 サッチャーの遺産 「社会的なるもの」の再興」6月2日、「増税は決めたけれど 乏しい「正当性」、説得力なし」10月2日)、ラジオ番組に二回出演(ニッポン放送 番組「菅原文太 日本人の底力」7月14日(日)&21日(日)、TBS放送「ニュース年録2013 あなたは何を支持しますか?」12月31日(火) 午後6:00~7:00)、雑誌『談』におけるインタビュー(「ロスト近代において公共性をいかに担保するか」11月)、ネット論壇への投稿等(「新自由主義批判の難しさと北欧型新自由主義の到来」α-synodos, vol.123、5月1日、「2013年の経済倫理地図 あなたはなに主義?の政党分析」SYNODOSジャーナル、12月10日)を通じて、本テーマに関わる研究内容を公けにした。
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