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2014 年度 研究成果報告書

経済学のフランス的起源―功利主義との関連で―

研究課題

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研究課題/領域番号 23530242
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経済学説・経済思想
研究機関下関市立大学

研究代表者

米田 昇平  下関市立大学, 経済学部, 教授 (20182850)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード経済学の起源 / フランス功利主義 / ボワギルベール / ジャンセニスト / 奢侈論争 / 啓蒙の経済学
研究成果の概要

ボワギルベールの画期的な「レセ・フェール」の経済学の源泉は17世紀のフランスの新思潮にあった。本研究はジャンセニストのピエール・ニコルとボワギルベールとの関係に焦点をあて、そのことを論証した。そして、17世紀の新思潮の流れを汲むフランス起源の経済学の特徴は、功利・効用を価値判断の基準とする点で、功利主義的な性格を持ち、理論的には、消費の生産に及ぼす影響を強調する消費主導論に現れていることを明らかにした。ここに経済学のフランス的起源を見出すことができる。

自由記述の分野

経済学説・経済思想

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公開日: 2016-06-03  

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