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2012 年度 実施状況報告書

景気水準指数とギャップ指数の開発と応用

研究課題

研究課題/領域番号 23530255
研究機関大阪府立大学

研究代表者

村澤 康友  大阪府立大学, 経済学部, 教授 (00314287)

キーワード景気指数
研究概要

本研究課題に関連する平成24年度の研究実績は,論文公刊や学会発表としては0であった.ただし期待インフレ率の分布の計測を行った論文が平成24年度中に査読付き国際学術誌に受理され,既に電子版として公刊されている.これは印刷物としての発行が平成25年度にずれこんだので,今回はカウントしていない.
また月次実質GDPとGDPギャップを同時にベイズ推定する論文が完成し,セミナー発表を2回行った.この論文は平成25年度に入ってからディスカッションペーパーとして刊行し,査読付き国際学術誌に投稿済みである.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

月次実質GDPとGDPギャップを同時にベイズ推定する論文が完成した.これにより景気水準指数とギャップ指数の「開発」の部分は完成の目処がついた.今後は両指数の改善を検討するとともに,「応用」の部分の研究にも着手する予定である.

今後の研究の推進方策

月次実質GDPとGDPギャップを同時にベイズ推定する論文が完成したので,平成25年度は国内外の学会で積極的に発表して意見交換をしたい.既に国際学会の発表を2件申し込んでいる.
今後の研究の方向性は幾つか考えられるが,モデルに非線形性を導入するのが大きな課題の一つなので,その点を検討してみたい.

次年度の研究費の使用計画

平成25年度は国際学会の発表を既に2件申し込んでおり,さらに国際学会で2件,国内学会で2件の発表を計画している.そのため前年度までに残しておいた研究費の大半を旅費として使用する予定である.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Measuring Inflation Expectations Using Interval-Coded Data2013

    • 著者名/発表者名
      Yasutomo Murasawa
    • 雑誌名

      Oxford Bulletin of Economics and Statistics

      巻: 75 ページ: 602-623

    • DOI

      10.1111/j.1468-0084.2012.00704.x

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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