研究課題
基盤研究(C)
世界中の研究者・実務家は在庫投資変動が短期のマクロ経済変動の主要原因の1つだと考えてきた。これに対し、ミクロ経済学者や企業行動に詳しい実務家の多くは異議を唱えてきた。日本の四半期GDP統計の商品別・在庫カテゴリー別在庫投資データ(1994~2010)を用いて在庫投資行動について研究し、2つの結論を得た。第1に、厳しい制約下で作成されることもあり、四半期データは激しい季節変動を繰り返してきた。この変動は年次データではほとんど消滅する。第2に、在庫投資が激増したと予想されるリーマンショック後の時期について見ると、在庫残高はほとんど増加せず、予想される在庫調整も観察されなかった。
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経済学論集(東京大学)
巻: 第77巻第4号 ページ: 50-97
フィナンシャル・レビュー
巻: 第107号 ページ: 123-164
巻: 第77巻第1号 ページ: 20-84
巻: 第77巻第2号、第77巻第3号 ページ: 2-60, 130-146
巻: 第107号 ページ: 121-145
Public Policy Review
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巻: Vol.9, No.1 ページ: 203-255
巻: (印刷中)