研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は『成熟社会において福祉と活力を両立させるためには、「財政調整」に際して「社会保障的根拠」だけでなく、「移転補償的根拠」も重視されるべきである』という主張の根拠をより説得的に提供するために、地域間移転関係の全体像を把握できるような「地域会計」の概念を構築し、データに基づいて、その実証的プロトタイプを作成することである。その結果、先行研究を参考にして最新年度の「地域会計行列」を作成し、それを基として「地域移転会計」の概念を示すと共に、そのプロトタイプとして「地域移転会計行列」を作成し、それを用いて、地域の「移転特性」について、クロスセクション分析及びタイムシリーズ分析を例示した。
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広島大学大学院社会科学研究科附属地域経済システム研究センター『地域経済研究』
巻: 第25号 ページ: 3-29
北九州市立大学大学院社会システム研究科『社会システム研究』
巻: 第11号 ページ: 1-46
山口大学東亜経済学会「東亜経済研究」
巻: 第71巻第1号 ページ: 51-71
ワイエムビジネスレポート(ワイエムコンサルティング株式会社)
巻: No.43(2012年1月号) ページ: 8-10