現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
研究計画通りに研究を進めており、本格的な分析の実施、初稿の作成、研究成果の中間発表等を進めている。さらに、研究計画では必ずしも予定しなかった関連研究(ワークライフバランスを実現する1つの可能性としてのボランティアのあり方に関する研究)についても、東日本大震災に関するアンケート調査データを用いた検証を行うなど、研究の幅を拡げている。また、研究計画の2年目が終了した時点で、すでに以下の3本の論文が査読付き学術雑誌への掲載を許可されており、当初計画以上の進展を遂げているといえる。 1. Isamu Yamamoto and Kazuyasu Sakamoto, "What motivates volunteer work in an emergency? Evidence from the 2011 East Japan Earthquake and Tsunami," Economics Bulletin, 32, pp.1933-1941 2. Sachiko Kuroda and Isamu Yamamoto, "Firms' demand for work hours: Evidence from matched firm-worker data in Japan," Journal of the Japanese and International Economies(近刊) 3. 黒田祥子・山本勲「希望労働時間の国際比較:仮想質問による労働供給弾性値の計測」『日本経済研究』(近刊)
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