研究課題
基盤研究(C)
この研究は、コンピュータ上に疑似人格をもった主体を設定して、それを多数動かすことで、環境市場への政策の効果を事前に推測することを目的としたものである。これまで経済政策の事前評価は、産業連関表を用いて、あらゆる条件が現在と変わらないことを前提とした上で、大まかな金額を推定するしかなかった。しかし、この方法を用いると、条件が変化する成長市場への政策効果を考えることができる。本研究では、アンケートを通じて得られた人々の実際の意識の変化をモデルの中に組み込むことで、変化する市場をよりリアリスティックに表現したことがオリジナルな成果である。
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経済学史研究
巻: 53(2) ページ: 41-58
Evolutionary and Institutional Economics Review
巻: vol. 9
European Journal of History of Economic Thought
巻: vol.19, no.2 ページ: 1-20
http://www.otaru-uc.ac.jp/~egashira/