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2013 年度 研究成果報告書

企業金融に関連する法制度変化が資金調達行動に及ぼす影響に関する実証分析による検証

研究課題

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研究課題/領域番号 23530364
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 財政学・金融論
研究機関信州大学

研究代表者

廣瀬 純夫  信州大学, 経済学部, 准教授 (60377611)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードエクイティ・ファイナンス / リレーションシップ・バンキング / メインバンク / 第三者割当増資 / 債権放棄 / 敵対的買収防衛策 / 企業再建 / 私的整理
研究概要

1990年代以降の資金調達環境の変化が及ぼした影響について,実証分析での検証を行った.具体的な研究成果は,以下の3点である.①リレーションシップ・バンキングの特徴として,借入先変更のスイッチング・コストが存在するため,貸出先を割当先とする非効率な銀行の自己資本調達が行われていたことを明らかにした.②敵対的買収防衛策導入後の長期の株価パフォーマンスやトービンのQの変化を検証し,導入が始まった過渡期に導入した企業と,制度運用が安定した時期に導入した企業との差異を検証した.③私的整理による企業再建について,メインバンクへの影響が大きい大口貸出先であるほど,再破綻する可能性が高くなることを確認した.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 株価と企業価値:イベント・スタディの意義と注意点2012

    • 著者名/発表者名
      広瀬純夫,柳川範之
    • 雑誌名

      ソフトロー研究

      巻: 20号 ページ: 53-80

  • [学会発表] 1990年代のエクイティ・ファイナンス市場に関する実証分析2013

    • 著者名/発表者名
      広瀬純夫
    • 学会等名
      Waseda Organizational and Financial Economics Seminar
    • 発表場所
      早稲田大学早稲田キャンパス11号館11階1110教室
    • 年月日
      2013-07-01
  • [学会発表] 株価と企業価値:イベント・スタディの意義と注意点2012

    • 著者名/発表者名
      広瀬純夫,柳川範之
    • 学会等名
      東京大学グローバルCOEプログラム「国家と市場の相互関係におけるソフトロー」第15回シンポジウム
    • 発表場所
      東京大学法科大学院101教室
    • 年月日
      2012-03-01
  • [学会発表] メインバンクの特性が私的整理による企業再建の成功可能性に及ぼす影響2011

    • 著者名/発表者名
      広瀬純夫,秋吉史夫
    • 学会等名
      金融学会関西部会
    • 発表場所
      関西学院大学梅田キャンパス(14F1408教室)
    • 年月日
      2011-09-17

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公開日: 2015-07-16  

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