研究課題
基盤研究(C)
本研究において、政府債務の持続可能性の検証を行うため、動学的一般均衡モデルの枠組みを用いて経済理論ベースに検証する手法の考察を行った。成果としては、①広義の意味での持続可能性がどこまで成立するかを簡単なモデルを用いて説明したこと、②世代重複モデルタイプの動学的一般均衡モデルを用いて、財政安定化ルールと政府債務と経済の両方が安定化するような状況がどのようなときに導かれるかの導出、および③財政安定化ルールを考慮した上での、政府債務の持続可能性の統計的な検証手法の導出の3点が成果として挙げられる。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Economics Bulletin
巻: Vol.33, No.1 ページ: 361-371
KEIO/KYOTO Global COE Discussion Paper Series
巻: No.20 ページ: 11-21
Mimeograph
巻: No.20 ページ: 11-20
https://sites.google.com/site/masatakaeguchi/research