研究課題
基盤研究(C)
地方分権に対応した課税自主権のあり方について、地方税の減免についての判例と地方公共団体の運用実態を調査・分析し、その制度設計と運用の明確な基準を示すことが課税の公平と安定した地方税財政運営、財政の自主性、財政規律の担保の視点から重要であることを示した。また、アメリカの州・地方税における法事企業課税の現状と課題を分析し、課税自主権の拡充が応益課税と税収普遍性の地方税原則の視点からの問題を生じさせうることを明らかにした。
財政学