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2013 年度 研究成果報告書

ヨーロッパ統合とエネルギー政策に関する歴史的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530410
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経済史
研究機関横浜国立大学

研究代表者

石山 幸彦  横浜国立大学, 国際社会科学研究院, 教授 (90251735)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードヨーロッパ統合 / 石炭産業 / エネルギー政策 / 国有化 / フランス石炭公社 / ヨーロッパ石炭鉄鋼共同体 / エネルギー産業 / 経済計画化
研究概要

終戦から1950年代までの石炭産業の再建においては、フランス政府は石炭産業を国有化し、経済計画を実施するなどして、全面的に同産業の再建に取り組んだ。だが、1960年代以降エネルギーの中心が石油になり、石炭産業が斜陽化して、炭鉱労働者の失業救済、採炭地域の再開発などが課題になると、共同体組織も政府と協力してそうした政策を実施した。それを契機として、オイルショック以降には、共同体による産業救済が本格化し、共同体組織の行政権限が実態として拡大し、ヨーロッパ統合が実質的に進展したことを解明した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 戦後フランスにおける石炭産業の再建―国有化(1946年)と計画化(1947⁻1953年)2013

    • 著者名/発表者名
      石山幸彦
    • 雑誌名

      エコノミア

      巻: 第64巻第1号 ページ: 51-77

  • [学会発表] 産業危機とヨーロッパ統合―フランス政府の危機対応戦略―2013

    • 著者名/発表者名
      石山幸彦
    • 学会等名
      政治経済学・経済史学会、ヨーロッパ統合史フォーラム
    • 発表場所
      早稲田大学
    • 年月日
      2013-01-26
  • [学会発表] 産業危機とヨーロッパ統合2012

    • 著者名/発表者名
      石山幸彦
    • 学会等名
      政治経済学・経済史学会
    • 発表場所
      東京大学
    • 年月日
      2012-06-30
  • [図書] システム危機の歴史的位相ユーロとドルの危機が問いかけるもの2013

    • 著者名/発表者名
      矢後和彦編、石山幸彦
    • 総ページ数
      169
    • 出版者
      蒼天社出版

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公開日: 2015-07-16  

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