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2013 年度 研究成果報告書

社会政策史的視点からの米国貿易政策史 -市民層の食品安全基準への不満-

研究課題

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研究課題/領域番号 23530415
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経済史
研究機関長崎大学

研究代表者

小山 久美子  長崎大学, 経済学部, 准教授 (60315215)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード貿易政策史 / 米国 / 食品安全 / HACCP
研究概要

近年、米国では、市民が市民団体を通じて、貿易自由化反対の形で貿易政策への影響力を過去に例のない程強めているという新しい現象が起こっている。貿易自由化のさらなる進行は、食品安全のような社会政策の基準を低めることになるのではないかとの懸念を市民が持っていることが一因である。食品安全の場合、実質的には政府に代わり、企業の自主管理を重んじるシステム、HACCP(危害分析重要管理点)がグローバル・スタンダードとして重要になってきている。本研究は、アメリカ貿易政策史分析に、食品安全政策(HACCPに焦点)の新しい視点を取り入れ、近年の新現象がなぜ起こっているのかの検討を行った。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 貿易自由化の進展と食品安全基準の国際的調和化-アメリカのHACCP(危害分析重要管理点)導入の歴史-2013

    • 著者名/発表者名
      小山久美子
    • 雑誌名

      アメリカ経済史研究』(アメリカ経済史学会

      巻: 第12号 ページ: 25-47

  • [雑誌論文] 米国貿易政策史研究における社会史的視点の重要性2011

    • 著者名/発表者名
      小山久美子
    • 雑誌名

      『アメリカ研究』アメリカ学会

      巻: 第45号 ページ: 177-186

  • [学会発表] 貿易自由化の進展と食品安全基準の国際的調和化2013

    • 著者名/発表者名
      小山久美子
    • 学会等名
      アメリカ経済史学会例会
    • 発表場所
      静岡大学
    • 年月日
      2013-06-15
  • [学会発表] アメリカ貿易政策史-貿易障壁としての食品安全基準に焦点をあてて-2013

    • 著者名/発表者名
      小山久美子
    • 学会等名
      アメリカ学会第47回年次大会
    • 発表場所
      東京外国語大学
    • 年月日
      2013-06-01
  • [学会発表] 国家からグローバルへ-食品安全規制に関する新たな分析軸-2012

    • 著者名/発表者名
      小山久美子
    • 学会等名
      経営史学会第48回全国大会
    • 発表場所
      明治大学
    • 年月日
      2012-11-03

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公開日: 2015-07-16  

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