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2012 年度 実施状況報告書

商品先物市場における投資家の投機性とディスポジション効果の関係に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23530439
研究機関大阪市立大学

研究代表者

てき 林よ  大阪市立大学, 経営学研究科, 教授 (40236964)

キーワード投機選好 / ディスポジション効果
研究概要

平成21年度で商品先物の取引データを取得した後、さらに中国の株式市場における投資家の取引データとポジションデータを入手した。取得したデータに対して、統計処理を行い、実証研究を行うためのデータベースを作り上げた。データ量が大きいために、統計処理に相当の時間を費やした。投資家の取引やポジションに関するデータベースをもとに、平均検定、比率検定、因子分析、共分散分析と回帰分析などで投資家の持つ情報量とその投機性の関係に光を当て、その投機性が投資家の限定合理的な行動なかんずくディスポジション効果にどのような影響を与えるかについて初歩的な分析を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

おおむねに計画とおりに進んでいるが、商品先物に関する取引データの整理と処理に多くの時間を費やした。

今後の研究の推進方策

今後、データ処理と分析の精緻化、とくに、投資家の取引やポジションに関するデータベースをもとに、平均検定、比率検定、因子分析、共分散分析と回帰分析の精緻化を工夫する。
また、学会の中間発表や研究者との意見交換を通じて関連分野の研究者の批判と意見を取り入れて分析の精緻化を図る。分析の結果については、学会発表や雑誌掲載を通じて内外の同分野の研究者から意見と助言を取り入れて、より洗練された論文に仕上げる。

次年度の研究費の使用計画

意見交換のため、国内出張2回、海外出張2回および統計分析のための人件費が計画されている。

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公開日: 2014-07-24  

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