研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、企業の危機管理として、コーポレート・アポロジアの有効性を探究することである。先行研究では、不祥事への批判から企業イメージを防御しつつも、企業犯罪と倫理的問題にどのように対処していくかが考察されていた。筆者は、コーポレート・アポロジアを危機管理コミュニケーション戦略の一つととらえ、実践診断理論を構築した。優良日本企業による不祥事を調べ、コーポレート・アポロジアの有効性は、次の要因によることが判明した。当該企業の重役達が「状況」に対するリアリティーを適切に構築できているか。さらに、公での話し方・振る舞い方がアリストテレスの提唱する倫理学・修辞学の原則に則しているかである。
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Diamondハーバード・ビジネス・レビュー
巻: 37巻11号 ページ: 1
ワイエムビジネスレポート
巻: 49巻 ページ: 2-4
Full Paper Proceedings, session 9: Reputation & CSR, Amsterdam, The Netherlands
巻: (ISBN:978-961-235-489-3. 26-28)