• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2013 年度 研究成果報告書

最低賃金の引き上げに伴う知的障害者を雇用する企業の行動に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 23530490
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 経営学
研究機関高崎健康福祉大学

研究代表者

眞保 智子  高崎健康福祉大学, 健康福祉学部, 准教授 (10341794)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード障害者雇用 / 最低賃金 / 合理的配慮
研究概要

最低賃金の引き上げに伴い知的障害者を雇用している企業はどのような行動をとるのか。特例子会社と中小企業のご協力を得て、「知的障害のある労働者の賃金と労務管理に関する企業の意識」調査を行った。現段階の分析ではあるが、大企業を親会社にもつ特例子会社においては2009 年から2013 年の間に知的障害者の雇用が減少したとはいえない。中小企業において抑制的な傾向(採用時の最低賃金減額特例の申請や採用の見送り)が見られた。
日本の障害者雇用の現場では、特に特例子会社においては最低賃金の引き上げよりも割当雇用の影響が大きいことが示唆されるが、一方で「労労」代替の可能性も否定できない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 障害のある労働者の能力を生かし戦力化する「比較優位」にもとづく分業と「合理的配慮」2013

    • 著者名/発表者名
      眞保智子
    • 雑誌名

      産業精神保健

      巻: 21/ 3 ページ: 171-177

  • [学会発表] 特例子会社における知的障害者の雇用形態と労務管理―特例子会社へのアンケート調査の結果から―2013

    • 著者名/発表者名
      眞保智子
    • 学会等名
      日本キャリアデザイン学会第10回研究大会
    • 発表場所
      武蔵野大学
    • 年月日
      2013-10-27
  • [図書] 『グローカル時代の社会学―社会学の視点で読み解く現代社会の様相―』 働く人の現状と雇用・処遇システムの変容2013

    • 著者名/発表者名
      眞保智子
    • 総ページ数
      61-82
    • 出版者
      株式会社みらい

URL: 

公開日: 2015-07-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi