ソーシャルビジネス(SB)が日本では機能していない状況を解析し、それらが成立する条件を、欧米のSBの調査研究から明らかにすることを目的として研究してきた。 研究の結果、および欧米、国内の現地調査やヒアリングの結果、人々の経営学の思想にその違いの根本があるということが分かった。その違いの解析の結果、大学までの経済教育の違いこそが、社会貢献をビジネスとしてとらえてよいかどうかの生き方の違いに現れる。日本のSBを進化させるもっとも重要な要因であることが解明できた。日本のSBの進展には、この研究で開発したSB指標を活用して経済教育におけるビジネス化の重要性を教授することが不可欠である。
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