研究課題
基盤研究(C)
本研究では、会計プロセスを1つの情報伝達プロセスと捉え、そのプロセスのなかで監査人が「関連性」にどのように関与し、それをどのように評価するのか、そして監査人によるそうした評価にどのような要因が影響を及ぼすのかを検討した。財務諸表レベルでの関連性への関与については、主にケーススタディにより、監査人の関連性の評価が、会計基準準拠性とは独立して行われるものの、それが必ずしも社会の期待を適切に反映したものとはならない可能性があることが明らかとなった。また、監査証拠レベルでの関連性の関与については、主に実験データを分析することにより、証拠の関連性に関する判断に影響を与えるいくつかの要因を特定した。
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The Japanese Accounting Review
巻: Vol.4
10.11640/tjar.4.2014.01
International Journal of Auditing
巻: Vol.17, No.2 ページ: 190–212