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2013 年度 研究成果報告書

アメーバ経営システムの心理的・行動的効果に関する実証研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530596
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 会計学
研究機関中央大学

研究代表者

渡辺 岳夫  中央大学, 商学部, 教授 (00294398)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードアメーバ経営システム / 自己効力感 / チーム効力感 / 自律的動機づけ / インタラクション
研究概要

実際にアメーバ経営システム(以下,AMSと略称)を導入している企業からデータを入手し,AMSが従業員の心理に好ましい影響を及ぼしていることを明らかにした。例えば,AMSの運用の仕方次第あるいはAMSの提供する情報の認知次第で,従業員の「やればできる」という信念や,自律的な動機づけを高めることが明らかにされた。
また,そういったAMSの運用の仕方や従業員の情報の認知の仕方は,コンサルティング会社によるAMSに関する研修の導入などによって,AMSの目的や意義,あるいは情報の算出方法に対する従業員の理解を促進することができれば,ポジティブな方向に変化しうることが確認された。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2014 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 原価計算システムの影響機能:目標整合性の促進とインタラクティブ・コントロールに関する考察を中心として2014

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 雑誌名

      原価計算制度の回顧と展望(中央大学出版部)

      巻: 49(所収)

  • [雑誌論文] アメーバ経営システムにおける社内売買単価の設定方法とその効果:電気機器メーカーA社のアメーバ経営システムのケーススタディ2014

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 雑誌名

      商学論纂

      巻: 第55巻第4号 ページ: 707-735

  • [雑誌論文] アメーバ経営システムにおける会計処理の構造の探究:電気機器メーカーA社における収益計上方法を中心として2013

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 雑誌名

      会計プログレス

      巻: 第14号 ページ: 54-67

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 時間当たり採算性に関する会計処理の探究:電気機器メーカーA社における労務費と時間の処理方法を中心として2013

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 雑誌名

      會計

      巻: 第183巻第6号 ページ: 42-56

  • [雑誌論文] ミニ・プロフィットセンター・システムが自己効力感と内発的動機づけに及ぼす影響2013

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 雑誌名

      商学論纂

      巻: 第54巻第6号 ページ: 531-562

  • [雑誌論文] 影響システムとしての管理会計研究の新地平:ポジティブ心理学との融合を目指して2013

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 雑誌名

      原価計算研究

      巻: 第37巻第1号 ページ: 1-15

    • 査読あり
  • [雑誌論文] アメーバ経営導入時における採算表フォーマットの形成プロセス:電子機器メーカーA社のケース研究2012

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 雑誌名

      原価計算研究

      巻: 第36巻第1号 ページ: 19-131

    • 査読あり
  • [学会発表] 影響システムとしての管理会計研究の新地平:ポジティブ心理学との融合を目指して2012

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 学会等名
      日本原価計算研究学会統一論題報告
    • 発表場所
      横浜国立大学
    • 年月日
      2012-09-09
  • [学会発表] アメーバ経営導入時における採算表フォーマットの形成プロセス:電気機器メーカーA社のケース研究2011

    • 著者名/発表者名
      渡辺岳夫
    • 学会等名
      日本原価計算研究学会
    • 発表場所
      関西学院大学
    • 年月日
      2011-09-02

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公開日: 2015-07-16  

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