研究課題/領域番号 |
23530604
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 早稲田大学 (2013) 同志社大学 (2011-2012) |
研究代表者 |
松本 敏史 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (90140095)
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研究分担者 |
徳賀 芳弘 京都大学, 経営学研究科, 教授 (70163970)
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連携研究者 |
多賀 寿史 琉球大学, 法文学部, 准教授 (80336362)
草野 真樹 京都大学, 経済学研究科, 准教授 (50351440)
小川 淳平 名古屋市立大学, 経済学研究科, 准教授 (00453077)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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キーワード | 公正価値会計 / 国際金融規制 |
研究概要 |
公正価値会計は時価の変動を会計数値に反映させる会計である。このような会計に基づいて銀行規制を行うと,突発的・一時的な経済環境の混乱が会計数値を激変させ,貸出停止等の想定外の規制の発動によって実態経済の混乱に拍車がかかる可能性がある。リーマンショックの際,国際会計基準審議会が時価評価を一部停止せざるを得なかったのもその現れである。 ところで銀行会計は公正価値会計の色彩を強めてきた。銀行の国際的規制基準であるバーゼル規制は透明性の確保の観点からそれを容認しつつ,一方で経営の安定性確保のために新たな規制基準を提示した。本研究ではこの規制を組み込んだ銀行の体力測定のための分析指標(未公表)を開発した。
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