研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近年、社会科学でも応用されてきつつあるランダム行列理論を社会調査データ分析に応用し、それによってより精緻な分析モデルに基づいた社会調査データ分析の新たな手法を提案することを目指すものである。従来は基づき自然科学領域で種々の現象のモデル化に応用されてきたこのアイデアの適用により、データの‘誤差’と‘情報(=真の値)’の部分の識別が可能となることが示されてきた。そこで実際の社会学データ (SSM2005データおよびSSP2010データ) への適用を検討した結果、特に社会学データで大きな課題の1つである量的(連続)データとカテゴリカル・データの統一的扱いに有効なことが明らかとなった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)
German-Japanese Interchange of Data Analysis Results, Springer, Heidelberg-Berlin
ページ: 225-234
10.1007/978-3-319-01264-3_20
New Perspectives in Statistical Modeling and Data Analysis, Springer, Heidelberg-Berlin
ページ: 211-218
10.1007/978-3-642-11363-5_24
Sociological Methods & Research
巻: (掲載決定済)