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2013 年度 研究成果報告書

「ナラティブ・アプローチ」を用いた「あしなが育英会」の支援活動に関する実践的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530651
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関東京学芸大学

研究代表者

水津 嘉克  東京学芸大学, 教育学部, 講師 (40313283)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード死別 / ナラティブアプローチ / 支援 / セルフヘルプ・グル-プ / ピア・サポート / 自死
研究概要

本研究課題の最大の目的は、1990年代以降さまざまな形で理論的な蓄積が行われてきた物語論あるいはナラティブアプローチを用いてセルフヘルプ・グループやピア・サポートの現場でどのようなことが生じているのかを実証的に分析することにあった。
データとしては「あしなが育英会」が出版している手記集をテキスト化したものを基盤に、当時の関係者や当事者に対するインタビュー調査を行い、それを上記の視点から分析することを試みた。分析の結果として、「共同体の物語」と「自己物語」の間にある緊張関係に着目して、これまでにはなかった研究成果をあげることができたと考えている。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (3件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 自死遺児による語りにおける物語り変容の可能性II―その困難性に着目して2013

    • 著者名/発表者名
      水津嘉克
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要人文社会科学系II

      巻: (64) ページ: 125-133

    • URL

      http://ir.u-gakugei.ac.jp/handle/2309/1123?cp=2

  • [雑誌論文] 逸脱(排除対象)分析枠組みとしての「レイベリング理論」の整理・再検討-1-2012

    • 著者名/発表者名
      水津嘉克
    • 雑誌名

      東京学芸大学紀要人文社会科学系II

      巻: (63) ページ: 185-192

    • URL

      http://ir.u-gakugei.ac.jp/handle/2309/1123?cp=2

  • [学会発表] 『二人称の死』への物語論的アプローチ・その課題と可能性2013

    • 著者名/発表者名
      水津嘉克
    • 発表場所
      慶應義塾大学福祉・保健・医療(4)
    • 年月日
      2013-10-13
  • [学会発表] 自死遺児による語りの『変容』可能性と不可能性2012

    • 著者名/発表者名
      水津嘉克
    • 発表場所
      札幌学院大学社会病理・逸脱(1)
    • 年月日
      2012-11-03
  • [学会発表] 自死遺児の手記における語りの変容可能性―『自殺って言えなかった。』を事例として2011

    • 著者名/発表者名
      水津嘉克
    • 発表場所
      関西大学社会病理・逸脱(2)
    • 年月日
      2011-09-17
  • [図書] 「第4章葛藤を承認すること、沈黙を共有すること―あしなが育英会を「物語の共同体」として読む試み―」伊藤智樹(編著)ピア・サポートの社会学―ALS、認知症介護、依存症、自死遺児、犯罪被害者の物語を聴く―2013

    • 総ページ数
      93-122
    • 出版者
      晃洋書房

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公開日: 2015-07-16  

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