研究課題
基盤研究(C)
日本における「労働市場の社会学」は、社会移動論的アプローチ、社会関係論的アプローチ、制度論的アプローチ、の3つのアプローチで研究が蓄積されてきた。いずれのアプローチも、労働市場が社会において構造化された存在であることを強調する。入職者割合が高い入職経路の上位3位は順に、広告、公共職業安定所、縁故である。ただし、この順位は性別や年齢、職業、職歴、企業規模、産業、前職と現職との異同など、入職者の属性によって異なる。
産業・労働社会学