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2013 年度 研究成果報告書

ジェンダー論からみるソーシャル・キャピタル概念の理論的・実証的検討

研究課題

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研究課題/領域番号 23530656
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関新潟大学

研究代表者

杉原 名穂子  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (00251687)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードソーシャル・キャピタル / ジェンダー / 一般的信頼
研究概要

現在、ソーシャル・キャピタル醸成の政策が各分野で注目されている。しかし、女性の場合、地域や家庭での活動を従来多くになっており、人の絆の強調が女性の負担や不平等を再生産することが危惧される。本研究では実証的な調査票調査を行い、ジェンダーとソーシャル・キャピタルの関係について、特にケア活動と家の問題という新たな質問項目をいれて検討をおこなった。その結果、ソーシャル・キャピタルは市民性や寛容性の涵養には確かに貢献するが、ジェンダーや家の問題解消には関係していないことが明らかになった。性別分業に沿った形ではなく、それとは異なる活動やネットワークを育成・援助することが必要だといえる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 2013

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 認知的・構造的社会関係資本とジェンダー問題2014

    • 著者名/発表者名
      杉原名穂子
    • 雑誌名

      人文科学研究、新潟大学人文学部

      巻: 第133輯 ページ: 21-41

  • [図書] 感情と表象の生まれるところ2013

    • 著者名/発表者名
      栗原隆編
    • 総ページ数
      127-143
    • 出版者
      ナカニシヤ出版

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公開日: 2015-07-16  

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