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2013 年度 研究成果報告書

ストリート文化の「非犯罪化」に関する表現の自由と所有権の相克問題

研究課題

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研究課題/領域番号 23530657
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関富山大学

研究代表者

小倉 利丸  富山大学, 経済学部, 教授 (60135001)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードストリートカルチャー / 文化犯罪学 / バンクシー / グラフィティ
研究概要

特にグラフィティに焦点を当てて、「犯罪行為」として単に取り締まりの対象とみなすのではなく、表現の自由との関係に着目して、その意義を検討した。事例として、著名なグラフィティのアーティストであるバンクシーを取り上げ、彼が活動の拠点としてきた英国、ブリストルにおけるグラフィティが、地域の歴史や文化とどのように関わってきたのか、グラフィティを「ヴァンダリズム」とみなす行政や議会の動向を踏まえつつ、バンクシーに象徴されるグラフィティのポジティヴな可能性を探った。
グラフィティには世界各地に見出せる文化表現として、ある種の普遍性があり、この点もふまえて、所有権を優位に置かない表現の自由の再定義を試みた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2014 2013 2011

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 芸術表現の《場》―美術館・ストリート2013

    • 著者名/発表者名
      小倉利丸
    • 学会等名
      芸術と法
    • 発表場所
      多摩美術大学
    • 年月日
      2013-10-13
    • 招待講演
  • [学会発表] 「ストリートカルチャーの非犯罪化2011

    • 著者名/発表者名
      小倉利丸
    • 学会等名
      カルチュラル・タイフーン
    • 発表場所
      神戸市海外移住と文化の交流センター
    • 年月日
      2011-07-24
  • [図書] 所有に抗する自由の空間、『Home Sweat Home』2014

    • 著者名/発表者名
      小倉利丸
    • 出版者
      作品社(所収)

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公開日: 2015-07-16  

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