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2013 年度 研究成果報告書

領域的マイノリティに特有な人種差別は存在するかー西欧少数文化地域の包摂と排除ー

研究課題

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研究課題/領域番号 23530660
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関名古屋大学

研究代表者

鶴巻 泉子  名古屋大学, 国際言語文化研究科, 准教授 (70345841)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードナショナリズム / 地域主義 / レイシズム / ブルターニュ / アルザス / カタルーニャ
研究概要

この研究はブルターニュ、アルザス、カタルーニャの3つの歴史的地域について、エスニックな関係がどのようにナショナリズムの規定を受けるかについて考えようとするものである。カタルーニャ、バスク、ガリシアなどを例とした先行研究の一部は、ナショナリズムを持つこのような歴史的地域は移民に対して敵意を発展させやすいと主張する。しかし調査によって明らかになったのは、マイノリティ地域への所属意識がすなわち外集団への敵意にリンクするものではないこと、また地域特有の右翼ポピュリズムが発達するかどうかは、国家のコンテキストやそれぞれの地域のコンテキストの規定を受ける、言説機会構造と深く関連する、ということだ。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Hリスト:ダナ・ハラウェイとSF文学の政治2013

    • 著者名/発表者名
      アンヌ・ラ・リュ、鶴巻泉子訳
    • 雑誌名

      比較マイノリティ学

      巻: 第4号 ページ: 1-18

  • [雑誌論文] 『ブルターニュ人であること』 : フランスにおける移民と地域への所属2012

    • 著者名/発表者名
      鶴巻泉子
    • 雑誌名

      言語文化論集

      巻: vol33, n.2 ページ: 77-98

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公開日: 2015-07-16  

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