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2013 年度 研究成果報告書

オーラルヒストリーによる日本イタリア料理の産業史と労働史に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530686
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関大正大学

研究代表者

澤口 恵一  大正大学, 人間学部, 教授 (50338597)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードレストラン産業 / サービス業 / コック / シェフ / ゲストワーカー / イタリア / 移民 / ライフコース
研究概要

本研究の課題は、日本におけるイタリア料理産業が短期間に質・量の側面で発展をとげた要因を明らかにすることである。日本のイタリア料理店が質の高い料理を提供できるのは、コックの多くがイタリアで技術を修得しているためである。日本人によるイタリア料理研修が普及したのは80年代後半以降のことであった。80年代は、イタリア料理が世界的な脚光をあびた時期でもある。イタリアの外国人労働者の受入は次第に規制されていったが、イタリアのレストランにおける日本人の需要は高まった。本研究では、日本人コックのイタリアでの研修制度の確立と変容に焦点をあて、日本のイタリア料理産業における経路依存的な発展の特質を明らかにした。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2013 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 日本におけるイタリア料理の産業史とコックのライフヒストリー研究:その序論的考察2011

    • 著者名/発表者名
      澤口恵一
    • 雑誌名

      大正大学研究紀要

      巻: 97輯 ページ: 154-143

    • URL

      https://tais.repo.nii.ac.jp

  • [学会発表] 北部イタリアの日本人ゲストワーカー2013

    • 著者名/発表者名
      澤口恵一
    • 学会等名
      日本社会学会大会での報告
    • 発表場所
      慶應義塾大学
    • 年月日
      2013-10-12
  • [学会発表] Japanese Cooks in Italy : The institutionalization of Overseas Training in the 1980s and 1990s2013

    • 著者名/発表者名
      澤口恵一
    • 学会等名
      上智大学でのワークショップ"Traveling Cuisine"における報告
    • 年月日
      2013-06-22
  • [学会発表] 日本イタリア料理産業における現地研修の制度化2010

    • 著者名/発表者名
      澤口恵一
    • 学会等名
      日本社会学会大会での報告
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2010-11-06
  • [備考] 澤口恵一「イタリア料理修業をこえて」 辻調グループ新宿事務所での講演,2012年10月18日.

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公開日: 2015-07-16  

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