研究課題/領域番号 |
23530689
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
中森 広道 日本大学, 文理学部, 教授 (80297754)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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キーワード | 緊急地震速報 / 地震 / 災害情報 / 東日本大震災 / 東北地方太平洋沖地震 |
研究概要 |
平成19(2007)年から本格的な運用が始まった「緊急地震速報」は、現在、テレビ・ラジオ・携帯電話など様々な形で一般の人々も接することができるようになっている。しかし、その一方で、この速報の意味や目的についての理解が不十分であったり、この速報の扱い方や具体的な対応について、まだまだ問題も見られる。本研究の目的は、人々の「緊急地震速報」に対する評価、意識、対策ならびに利活用の現状を調査によって明らかにし、その知見から、この速報のさらなる適正化と向上を考究することである。平成23(2011)年度は、「東日本大震災」の発生を踏まえて、(1)「緊急地震速報」に対する関東地方の住民の評価・意識に関する調査、(2)「東日本大震災」の津波被災地における調査、(3)「緊急地震速報」(警報)の発表地域と未発表地域における速報への評価・意識に関する比較調査の3つの調査を実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
「東日本大震災」において「緊急地震速報」に関する課題や評価が大きく注目されたことから、非常に有効な調査を実施することができた。また、その調査結果からさまざまな知見を得ることができた。
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今後の研究の推進方策 |
平成23年度は緊急地震速報に関する住民の意識調査を中心に検討を行ってきたが、平成24年度は緊急地震速報を発表する側や企業の対応についても検証を行う予定である。
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次年度の研究費の使用計画 |
研究費の全額を調査に充てる予定である。緊急地震速報を発表する側・対応する企業・一般の人々の3つの調査を検討している。
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