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2014 年度 研究成果報告書

支援と受援の社会学:災害に関わる市民活動に焦点をあてて

研究課題

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研究課題/領域番号 23530711
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会学
研究機関関西大学

研究代表者

菅 磨志保  関西大学, 社会安全学部, 准教授 (60360848)

連携研究者 山下 祐介  首都大学東京, 人文学部, 准教授 (90253369)
研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワード市民活動 / 支援と受援 / 防災・減災 / 原発避難 / 広域支援 / 支援の権力性
研究成果の概要

災害が多発する昨今、市民による自発的な支援活動が不可欠になっているが、支援効果を高めるための組織化・制度化や、受援者(被災者)との関係性において問題も顕在化してきた。支援の制度化に関しては、特に公的主体との連携体制の構築が求められる中、従来から尊重してきた共同的な実践を可能にしつつ、トップダウン型の意思決定にも対応できる体制の構築が課題となっている。支援-受援関係に関しては、原発避難者が抱える問題構造を分析、支援が避難者同士を分断していく過程等を明らかにした。他方、過疎問題に悩む地域の復興調査から、良好な支援-受援関係が、復興の推進のみならず、従前の社会課題の解決にも寄与することが見出された。

自由記述の分野

社会学

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公開日: 2016-06-03  

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