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2011 年度 実施状況報告書

エコ・カルチャー理論による障害児及び健常児を持った日米家族比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 23530717
研究機関北海道大学

研究代表者

伊藤 圭子  北海道大学, 社会科学実験研究センター, 博士研究員 (60534435)

研究期間 (年度) 2011-04-28 – 2015-03-31
キーワードエコカルチャー
研究概要

北海道(札幌)での親の会(クローバー、エジソンクラブ)での打ち合わせ。インタビューをお願いする家族のリクルートのため、家族会での講演、ストレスマネージメントなどについての親の会訪問を数回行い、信頼関係構築に務める。また、札幌市内の障害施設、麦の子への訪問と院長ミーティングなどを行い、家族紹介、リクルートの打ち合わせを行う。コントロール・グループ(健常児)の家族リクルートのため、札幌市内の小学校(栄小学校・西栄小学校)の教頭、PTA役員などとの打ち合わせを数回行う。東京、小平市にて東京での後日のインタビューによるデータコレクションについて研究協力者と打ち合わせを2回行う。UCLAの研究者からの連絡により、新しいタブレット型のデータ入力に切り替えの連絡。数回にわたるスカイプ・ミーティング及び電話ミーティングを行う。予算的な制約もあることから、今回はタブレット型PCでのインタビューは断念する決定。この研究後、継続して検討することとなった(UCLA Neuropsychiatric Institute, Tom Weisner, Ph.D).沖縄のアスペルガー当事者の会責任者との電話打ち合わせを数回行う。沖縄でのデータコレクションについて検討する。2012年11月からのインタビュー開始に向け、準備に入る。現地インタビューにつき、沖縄方言についての助手の検討について話し合いを持つ。(沖縄現地では離島の住民インタビューを望んでいるが、研究者の都合で沖縄本島でのリクルートを検討中)。引き続き打ち合わせを行う予定。京都でのインタビューにつき、研究協力者(京都大学医学部、岡田俊)の名古屋大学病院への移転により、拠点を京都から名古屋に移すかどうかの研究打ち合わせを2度にわたり行う。引き続きミーティングで検討の必要あり。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

2011年度、研究者が東北大震災において、日本赤十字および文部科学省-岩手県教育委員会の要請により、現地被災地支援を半年に渡り行うこととなり、インタビューのスケジュールを延期することとなった。しかし、研究打ち合わせなどにより、リクルートについて綿密に連絡を取り、延期後のスケジュールについて決定。研究協力者が京都大学から名古屋大学に移転。この件でのデータ収集拠点を変更するかどうかについてミーティングを重ねる。しかし、京都でのデータ収集は25年度の予定であったため、この点についての大きなスケジュール変更はない。京都から名古屋への拠点変更がある場合は報告する。

今後の研究の推進方策

今年度、インタビューを開始する。(この研究の基となっているUCLAのプロジュエクトに昨年変更があり(PCタブレットへの直接入力によるデータ収集法に変更された)、それに合わせてこちらもインタビュー-質問紙記入方式からタブレットPC方式に変更するかどうかの検討必要。しかし、予算的には無理かと思われる。この点につき、UCLA側を引き続き打ち合わせをつづけるが、質問紙でのデータ収集は今年度開始する予定。

次年度の研究費の使用計画

沖縄、北海道でのインタビューが開始されるが、研究責任者が東京に移転したため、交通費の支出予定に多少の変更が必要となる(東京-北海道間)。もともと東京でのデータ収集も予定しているため、変更金額は小さい。インタビューのデータ収集のため、謝金費を使用予定。

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公開日: 2013-07-10  

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