研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、A.Salomon(1872-1948) のフェミニスト・ネットワークを駆使した1920年代のソーシャルワーク教育界での活動を検討するものである。彼女が活躍できた理由を、次の4点から明らかにした。① 20世紀初頭からICWとBDFで彼女が受ける抜擢、② 第1次大戦期のICWとBDFの対立から、BDF脱会(1920)に至る経緯、③ 1917年からのソーシャルワーク教育の再編を仕切ること、④ ヴァイマル期の福祉改革の成果に基づき、ICSSWの結成準備に入ること。
社会福祉(日独比較の社会福祉史と発達障害の社会史)