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2013 年度 研究成果報告書

戦後混乱期にララ救援物資が果たした社会福祉施設への影響に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 23530746
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関常磐大学

研究代表者

西田 恵子  常磐大学, コミュニティ振興学部, 教授 (50464706)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワードララ物資 / LARA / 戦後混乱期 / 社会福祉施設 / 要援護者 / 救援 / 運営管理
研究概要

第2次世界大戦の終戦後、アメリカのボランタリー組織LARAは日本へ大量の救援物資を送った。日本政府はそれを喜んで受け入れた。貴重な物資は困窮者に優先順位をつけて配分された。初めに対象になったのは子どもの施設や結核の病院、養老院である。
救援物資を送る際、LARAは戦争被害によって4つのランクに分けた。最も被害が大きかったAランクの地域を中心にLARA及びララ救援物資に関わる資料の収集を進めたが、多くの施設が当時の文書を保管していない事実があらためて明らかになった。だが廃棄していない施設もあり、いくつか証言を得ることもできた。一連の研究過程からララを社会福祉史に位置付ける意義が明らかとなった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2014 2013 2012 2011

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 戦後混乱期のララ救援物資に対する日本社会の応答―新聞報道の論調を中心に―2014

    • 著者名/発表者名
      西田恵子
    • 雑誌名

      常磐大学コミュニティ振興学部紀要

      巻: 第18号 ページ: 1-23

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 戦後混乱期の福祉施設にみる運営の困難とララ救援物資―広島県の児童福祉施設の状況から―2013

    • 著者名/発表者名
      西田恵子
    • 雑誌名

      常磐大学コミュニティ振興学部紀要

      巻: 第16号 ページ: 31-53

    • 査読あり
  • [学会発表] 戦後混乱期における福祉施設の運営とララ救援物資―地域の困窮と小田原託児所の運営課題―2013

    • 著者名/発表者名
      西田恵子
    • 学会等名
      日本社会福祉学会第61回秋季大会
    • 発表場所
      (自由研究発表)
    • 年月日
      2013-09-22
  • [学会発表] 戦後混乱期における福祉施設の運営とララ救援物資―Aランク県に残る記録から―2012

    • 著者名/発表者名
      西田恵子
    • 学会等名
      日本社会福祉学会第60回秋季大会
    • 発表場所
      (自由研究発表)
    • 年月日
      2012-10-21
  • [学会発表] 戦後混乱期のララ救援物資に対する日本社会の応答―新聞報道の論調を中心に―2011

    • 著者名/発表者名
      西田恵子
    • 学会等名
      日本社会福祉学会第59回秋季大会
    • 発表場所
      (自由研究発表)
    • 年月日
      2011-10-09

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公開日: 2015-07-16  

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