韓国における学校社会福祉事業について、現地調査を重ね研究した。5つの事業の研究を通して、各事業の発展のカギは人材育成にあったということがわかり、学校社会福祉士へのスーパービジョンについての調査も行った。 日本への提言として、①学校常駐型の学校ソーシャルワーカーの配置、②多様な教育課題に対処するために学校ソーシャルワークを最大限に活用、③学校ソーシャルワーク実践の成果を定期的かつ着実に示す必要性、④人材養成システムの確立、⑤現職学校ソーシャルワーカーへのスーパービジョンの必要性、⑥韓国学校社会福祉士協会のような学校ソーシャルワーカー専門職団体の設立などを挙げた。
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