研究課題
基盤研究(C)
近年、援助者の死生観の未熟さ、利用者と共に死を見つめることへの恐怖や困難さ、さらに援助者が燃えつき症候群に陥ること等が指摘されている。以上の背景の中で、教育課程で社会と死を結びつけ、生活の一部としての死を捉えることが可能となる教育実践が求められている。そこで本研究では、死生観の醸成を意図した教育プログラムの実践とその有用性の評価を行った。その結果、死生観の中でも「死への恐怖・不安」「解放としての死」「人生における目的意識」に変化を認め、教育プログラムの一定の有用性が認められた。今後は、同様の教育を広く実践し、その妥当性の検討を深めるとともに、教育を受けた学生のフォローアップが必要である。
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淑徳大学研究紀要
巻: 48 ページ: 145-150
巻: 47 ページ: 19-25
巻: 46 ページ: 87-94