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2012 年度 実施状況報告書

アジアのコミュニティを核とする災害リスク管理ソーシャルワーク人材育成に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 23530763
研究機関日本社会事業大学

研究代表者

山口 幸夫  日本社会事業大学, 付置研究所, 准教授 (40440698)

研究分担者 山口 増美(新家増美)  日本社会事業大学, 付置研究所, 研究員 (20222367)
キーワードコミュニティベース / 災害リスク管理 / ソーシャルワーク
研究概要

東日本大震災の被災地である大槌で下記に留意し民設民営公認の避難所臼澤鹿子踊伝承館において参与観察を行い、また関係者にヒアリングを行った。A:被害軽減:日常からの災害に備えたリスク分析や研修、訓練、参加型復興計画策定等。B:救済:災害発生時から緊急時の対応、災害復興支援センター。C:復旧・復興:被災者のすまい・くらし・つながりの中長期的開発。(心理ケア・生活・住宅・就業・コミュニティ開発等の包括的な支援)D:被害抑制:災害に強いしなやかなコミュニティづくり 長期的地域福祉社会開発(平面軸:個~地域~社会(システム、制度))

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

参与観察と避難所運営に関わった住民へのヒアリングから救急救命期から復旧期の災害復興に関わるA:住民のエンパワメント(プロセスゴール、リレーションシップゴール)B:階層・階級・多文化包摂的(社会包摂・災害要援護者、障害者、高齢者、子ども)C:地域福祉社会開発(生活・住宅・就業等の包括的長期的社会開発)についての知見を得た。

今後の研究の推進方策

概念の共有化をはかるため、フィリピンにおいて海外共同研究者とワークショップを開催、コミュニティを核とする災害リスク管理のソーシャルワーク人材育成プログラムを完成させる。国際社会福祉教育連盟や国際ソーシャルワーカー協会を通して、広く世界に発信し、プログラムを改善していく。

次年度の研究費の使用計画

大槌への国内出張が主たる経費

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] コミュニティを核とする復興 : 居住福祉資源としての伝統芸能・祭 : 大槌町を例に2012

    • 著者名/発表者名
      山口幸夫
    • 雑誌名

      『居住福祉研究』

      巻: 14号 ページ: pp8-11

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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