研究課題
基盤研究(C)
本研究は、精神保健福祉領域におけるソーシャルワーカーの自己生成プロセスにおいて、変容を促す臨床体験、すなわち「痛み」を伴うような「節目」となる体験がもつ意味を探求することを目的とした。「節目」となる体験は、「状況に巻き込まれ」たり、「利用者にふりまわされ」たりといった特徴をもち、受動性や偶然性を伴いながら、援助者をゆさぶり、専門家であることの手間にある「人として」のあり方を問い、それによって専門家としての基軸が形成されることが明らかとなった。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
聖隷クリストファー大学社会福祉学部紀要
巻: 11号 ページ: 1-13