研究課題
基盤研究(C)
福祉系高校のレリバンスに関して、マクロレベルでは生徒の6割以上が卒業時に2つのタイプを選択しており、福祉系高校の創設時に国が企図した福祉専門職の養成に関する成果が示された。メゾレベルのレリバンスは、資格取得に関する高校のタイプによって異なっていた。資格校では資格取得を目指して能動的で反省的な実習を行い、福祉就職する者の割合が高く、教養校では福祉の勉強を入学同期に広く福祉の学び、福祉進学する者の割合が高い結果が示された。ミクロレベルでは、職業的レリバンスと教育的レリバンスが見いだされた。
福祉系高校