研究課題/領域番号 |
23530791
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
今井 小の実 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (20331770)
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研究分担者 |
寺本 尚美 梅花女子大学, 心理こども学部, 教授 (50299012)
アンベッケン エルスマリー 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (20510150)
孫 良 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (90299355)
陳 礼美 関西学院大学, 人間福祉学部, 准教授 (40510160)
大塩 まゆみ 龍谷大学, 社会学部, 教授 (90269738)
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キーワード | ジェンダー / ケア / 社会福祉 / 家族政策 / スウェーデン / 国際比較 / 歴史研究 / 社会政策 |
研究概要 |
本共同研究は、日本の“ケア”労働の社会化が行き詰まりをみせているという問題意識から出発し、ケア”労働に関する新たな政策的対応が必要であるとの認識に立ち、日本の将来に実現可能な政策ビジョンを考案する材料を提供することを目的として進めてきた。ジェンダー公平な政策が実現した国としてスウェーデンを位置づけ、その政策の形成過程、さらに現在の状況と課題を日本と比較することによって、その限界と課題を明らかにすることを目的としたのである。具体的には主に研究代表者が歴史的な検証を、研究分担者協力者はスウェーデンの現状とその課題を調査し、日本と比較することで政策提言を行っていくという計画をたてた。そしてストックホルムの国際学会における報告と、スウェーデンの現地調査を一つの軸に、事前の研究と事後の分析、研究のまとめを中心に研究を遂行していったのである。 最終年度の2014 年3月には、これまでの成果をまとめた成果報告書(全155頁)を刊行し、領域をこえた多くの研究者に配布して、研究の還元に努めた。その一部は英文で構成されており、スウェーデンの研究協力者を通じて、海外の研究者にも配布していく予定であり、研究成果の公表だけでなく今後の研究の発展に貢献した。
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