研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、第1に他者持つ異論に対する寛容性を規定する要因を探ること、第2に、寛容性が持つ心理的意味を考察することである。幼児、児童、青年を対象とした実験から、寛容性は相対主義の理解の発達と独立した発達過程であること、加齢とともに道徳領域の問題が重視されるようになることが示唆された。また、「意見の異なる他者に対する寛容性」が対人ネットワークの拡大に影響することが示された。以上の知見をもとに、寛容性の発達的意味と教育的示唆を議論した。
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横浜市立大学論叢人文科学系列
巻: 第64巻第3号 ページ: 209-214
法社会学
巻: 78 ページ: 144-153
教育心理学研究
巻: (印刷中)