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2013 年度 研究成果報告書

高齢者の社会情動的選択性とリスク志向性が及ぼす生活の質への影響

研究課題

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研究課題/領域番号 23530825
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関青森大学

研究代表者

渋谷 泰秀  青森大学, 社会学部, 教授 (40226189)

研究分担者 渡部 諭  秋田県立大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40240486)
吉村 治正  奈良大学, 社会学部, 准教授 (60326626)
研究期間 (年度) 2011 – 2013
キーワード社会的認知 / 感情 / 社会情動的選択性理論
研究概要

高齢者におけるリスク志向性は、男性の方が女性と比較して高かった。リスク志向性とQOLとの関係は、男性と女性の両性で、高い関係性が見られた。リスク志向性と最も高い相関を示したQOLの下位尺度は、収入であったことは、高い収入を得るためにはある程度のリスクを覚悟する必要性を示唆する結果であると考えられる。高齢者のQOLの向上に最も強い影響を及ぼす因子は、家族関係の満足度と収入の満足度であった。肯定的な未来展望はQOLと正の相関があり、限定的未来展望とは負の相関が観察されたことから、QOLと社会情動的選択性には重要な関連性があることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] 高齢者の社会情動的選択性とリスク志向性が生活の質に及ぼす影響2013

    • 著者名/発表者名
      澁谷泰秀・渡部諭
    • 雑誌名

      青森大学研究紀要

      巻: 36(2) ページ: 9-32

    • 査読あり
  • [学会発表] 高齢者の詐欺犯罪脆弱性に関するtaxometric分析2013

    • 著者名/発表者名
      渡部諭・澁谷泰秀
    • 学会等名
      人工知能学会研究会
    • 発表場所
      岩手県立大学
    • 年月日
      2013-12-22
  • [学会発表] 若年者および高齢者における振り込め詐欺被害傾向の相違について-taxometric methodによる分析2013

    • 著者名/発表者名
      渡部諭・澁谷泰秀
    • 学会等名
      日本認知科学会第30回大会
    • 発表場所
      玉川大学
    • 年月日
      2013-09-23
  • [学会発表] 高齢者のフレーミング効果と意思決定モード:項目反応理論と古典的テスト理論の相補的活用2013

    • 著者名/発表者名
      澁谷泰秀・渡部諭・吉村治正
    • 学会等名
      統計関連学会
    • 発表場所
      大阪大学
    • 年月日
      2013-09-11
  • [学会発表] taxometric分析を用いた振り込め詐欺に対する高齢者の脆弱性の検討2013

    • 著者名/発表者名
      渡部諭・澁谷泰秀
    • 学会等名
      日本行動計量学会第41回大会
    • 発表場所
      東邦大学
    • 年月日
      2013-09-05

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公開日: 2015-07-16  

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